宅建試験の攻略は、過去問にあります!

ここまでは宅建の4つの学習分野の概要と、優先的に勉強していただきたい分野についてお話ししてきました。このページではそれらのことが書かれている教材について、いくつかの注意をしておこうと思います。と言いますのも、資格試験対策の学習では、資格試験独特の勉強法があるからです。

資格試験合格を目指す人にとって、これまで「勉強と試験の関係」といえば、まず教科書や参考書で勉強をしてから問題を解くのが一般的だったでしょう。これは高校などの期末試験でも、大学受験でも同じだったはずです。

しかし、資格試験は事情がちがいます。
端的にその理由をお話しします。宅建、ファイナンシャルプランナー(FP)、行政書士などの国家資格の「基本テキスト」は、すべてが過去の本試験の出題問をもとにつくられています。
まず試験があって、それに基づき教科書(基本テキスト)がつくられているということです。

ここが頭の切り替えどころとして非常に重要です!
繰り返しますが、まず試験(過去問題集)があって、それに沿って基本テキストが編集されているのです。つまり、「基本テキスト」と「過去問題集」でどちらがより大切かという話になりますと、その答えは「過去問」ということになるということです。

また宅建士の「過去問題集」は、司法書士や行政書士のそれとはちがって、初めてページを開く初学者にもすんなり読める部分がかなりのウエイトを占めています。宅建の過去問は、テキストで基礎固めをしてからでないと、どうにもこうにも歯が立たないという難解なものではないというのが2番目のポイントです。

以上のことを考え併せますと、 「宅建の学習は、まず過去問から入って、最後まで過去問を中心に進めるべき!」というのが、私のアドバイスになります。

では、この過去問と基本テキストを、どのように活用していくべきかについてお話ししてみましょう。

過去問題集を「読みもの」にする!

「ソレって無茶苦茶~!小説じゃないし…」。目標は宅建の試験に合格することです。本を読んで気持ちよくなることが目的ではありません( ̄人 ̄)。 先にも述べましたが、宅建の過去問は初学者でも読み進むことができます。

そして、最低過去5年分の出題を網羅している過去問集で、4つの出題分野、つまり「権利関係」と「宅建業法」、そして「法令上の制限」、「税その他」の出題傾向を探ることが、過去問を読むことの意味なのです。

しっかりした過去問集(一例『パーフェクト宅建過去問10年間』住宅新報社 ¥2,625) を3回くらい繰り返して読みますと、その時点ではじめて、宅建で押さえるべき学習範囲が具体的に見えてくるようになります。
そうしますと、権利関係と宅建業法のどちらから攻めようか、本格的な勉強に取りかかる順番も決まってくるはずです。

問題解きに頭を痛めた上でテキストに頼る!

何事も成果を出すのは骨の折れることです。「筋トレ法」のテキストを読みながら眠ったら、なんと翌朝には上腕二頭筋(力こぶ)がムキムキに…!!って甘い話はないですよね。

本物の力をつけるためには実践あるのみです。そして練習をしながら、「何か足りない」と思える点について、その都度教則本で振り返るのが最も習得度の高い実践法です。 このやり方ですと、まさに必要なところだけピンポイントで探るので理解(暗記)が早いのです。

宅建の勉強でもこのやり方をお薦めします。まず、問題を解いて解いて、解きまくることです。そうやって頭に汗をかきながら、その都度わからなかった「用語」や「趣旨」をテキストで押さえてください。 蛇足かもしれませんが、テキストに網羅されている内容のすべてが、本試験で出題されるわけではありません。

そして、テキストを隅から隅まで覚えようとしますと、いくら時間があっても足りないでしょう。 そのあたりのことも考慮しながら、過去問中心の学習をしてほしいと思います。

>>最先端の通信講座がモニター受講できる!
>>お申し込みはコチラ